年収700万円ですがいくらまで住宅ローンを組めるでしょうか?
今度家を新築予定なのですが、住宅ローンをいくらまで組めるのかを知りたいのです。年収700万円勤続年数10年の会社員です。
目安としては収入の7倍まで融資可能でも無理ない返済は約5倍
住宅ローンの借入限度は年収の7倍とよく言われています。返済に無理のない融資というのであれば5倍から6倍くらいになりますがあくまでもこれは目安に過ぎません。年収700万円だと5千万円以上の住宅ローンを組んでいる人も多くいるからです。ただマンションにしても一戸建てにしてもマイホームはほとんどの人にとって一生に一度の大きな買い物です。ローンの年数も35年など長期にわたります。その間その返済金額を間違いなく支払えるのかが重要なポイントになります。
出来るだけ返済に無理のない借入をしたいものです。返済負担率は通常会社員で20%から30%ですから年収700万円の場合月額のローン返済額は117000円~175000円くらいまでとなります。これは単純に住宅ローンのみを考えた場合です。もし他に返済すべきローンがある場合はそれも加えての数字となるのです。
この返済負担率は自営業などの場合は20%前後とされる場合もあります。
住宅ローンを考える場合はこの可能返済額から逆算して借入額を決められるのが良いと思います。家は持ったのに、返済に追われてどうにもならなくなるなどと言う事のないように、ゆとりを持った計画を立てましょう。今の収入が今後30年以上続くとは限らないのです。もちろん今以上に収入増する場合もありますけれど。出来るかぎり頭金を多く用意し、借入金は最小限に抑える事が後々の安心に繋がるのは言うまでもありません。
年収700万円で借入できる住宅ローンの上限金額は?
住宅を購入するときにはお世話にならざるを得ないのが住宅ローンです。住宅の購入には多額な資金が必要になりますから、ローンを利用して分割払いをしていく、ということになるのがほとんどでしょうが、人によって借入することが出来る金額というのは異なっています。年収によっても大きく異なるのですが、例えば年収700万円で住宅ローンを申し込むとしたらいくら借入できるのでしょうか。
年収700万円の場合、生活に支障が出ない程度で返済をしていくのであれば、年間の返済総額を年収の20%程度に抑えることが必要になってきます。仮に35年返済で金利を1%で計算すると、総額で4200万円までの借入が理想という事になります。これはあくまでも借入して返済が苦しくならない金額であって、審査に通る・借入できる金額とは異なりますが、返済総額を年収の20%までに抑える、ということは一つの目安として覚えておくと良いでしょう。
銀行が融資をするにあたって住宅ローンの審査でOKを出す目安としては、年間の返済金額が年収の35%まで、ということが基本です。35年返済の金利1%で計算すると、7000万円までの融資を受けることが出来る可能性があるという事になります。もちろん、必ずという事ではありませんし、勤務先の規模や状況、家族状況によっても異なってきますので、この35%というのは審査に通るギリギリのラインだと考えておきましょう。安心して住宅ローンを申し込むのであれば、年間返済金額を年収の25%以内に抑えた金額にしておくと良いでしょう。そして、できれば返済は35年という長期ではなく、少しでも繰り上げ返済をして返済期間を短くすることをオススメしておきます。